発達・療育相談にお越しいただきました。「不安を安心に変える」ことが相談支援の極意

昨日は、発達・療育相談をご利用の保護者様(お父様)がご来所になりました。

まだ言葉が出ていないお子様が療育を勧められているとのことで、「我が子にとって、療育は有効な手段なのか」「療育ってどんなことをするのか」「保育園と療育園のどちらを選ぶのがよいか」「言葉を引き出すために、家でできる取り組みはどんなことをすればいいか」といったお悩みに、ゆず代表西村がお答えしました。

とても子育てに熱心なお父様で、「我が子にとって一番最適な道を選ばせてあげたい」というお気持ちをお持ちでした。「そのために療育がどのようなものなのか知りたい」とのことでした。

そこで西村から「療育の特徴やどのようなことをするのかといった具体的な内容」「保育園に通わせるメリット・デメリット」「療育園に通わせるメリット・デメリット」「保護者の方ができる取り組み」などについてお話させていただきました。

じっくりとお話をお聞きになった後、お父様から「保育園と療育園のどちらがいいのか悩んでいましたが、それぞれの特徴が分かりました。子どもにとって最適な場所を選んでやりたいと思います」という力強いお言葉をいただきました。

 

今回の発達・療育相談の中で感じたのは、「道標があれば、未来に向かって進んでいける」ということです。

私がお話させていただいたことは、「療育に行ったほうがいい」とか「保育所に行かせるべきだ」といった結論ではありません。

療育がどんなものかをご説明した上で、それぞれのメリット・デメリットをお伝えし、「最終的にどちらのメリットを取るか、あるいは、どちらのデメリットを避けるかについては、ぜひお父さんとお母さんで話し合って決定してください」とお話したに過ぎません。

けれど、不安になっている保護者の方の頭の中を整理してあげることこそが、発達・療育相談にとって最も大切なことであると言えます。

実際お父様から「色々話を伺って、園を選ぶポイントや家での取り組み方がよく分かりました」と仰っていただきましたが、これは「頭の中が整理できました」ということだと思っています。

 

最終的な判断(進路を決めたり、子育ての方針を決めたり)をするのは、お父様やお母様であるべきで、私達の役割は「頭の中を整理してあげること」「情報を提供すること」など「お父様やお母様が自信を持って意思決定ができるようサポートすること」だと思っています。

 

発達相談に限らず、発達支援という仕事は、実に地道な仕事であり、また脚光を浴びる仕事でもありません。

主役であるお子様と保護者の人生をどれだけ輝かせてあげることができるか、こそが最も大切な役割であり、本分です。

 

今回ご来所いただいたお父様も入室時には少し不安そうな表情でしたが、お帰りの際は明るい笑顔で「参考になりました。ありがとうございました!」とご挨拶いただきました。

わずか70分という時間でも、明日への希望につなげていただくことができたなら、私達も嬉しく思います。

 

これからも、不安な気持ちをお持ちの方が少しでも安心と子育ての楽しさを感じていただけるように、コツコツと私達のできることを取り組んで行きたいと思います。

そして小さな事業所だからこそ、アットホームで話しやすい雰囲気の相談室であり続けたいと思います。

 

もし、今、お子様の発達や療育の不安がある方がおられましたら、私達にいつでもご連絡ください。

一緒に考え、一緒に悩みながら、解決方法を探していきましょう。