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コミュニケーション力があれば、言葉が遅れていても全く心配ありません。大切なのは「理解する力」と「伝えたい気持ち」【むぎちょこコラム】

こんにちは、むぎちょこです。

今回は、コミュニケーション力があれば言葉が少なくても問題ありません、というお話をしたいと思います。

 

生まれてまもない赤ちゃんが、お母さんの声掛けに応じながら交互に声を出し合う場面を想像してみて下さい。

赤ちゃんとお母さんが通じ合うように、コミュニケーションは言葉数が少なくてもとれるのです。

実際、外国語が話せなくても身振り手振りである程度伝わるし、子どもからお菓子の袋を渡されると「開けてほしい」という意味として伝わります。

 

でも一方で、「一歳半をすぎたら言葉を話し始めないと」「2歳を過ぎたら2語文を話さないと」と情報が溢れています。

だから、その年令を過ぎても思うように言葉が出ていないお子さん のことを心配になる保護者の方もおられるのではないでしょうか。

 

実は、コミュニケーションを取るのに本当に大切なのは「言葉数」ではなく「理解する力」と「誰かに伝えたい気持ち」なのです。

次にこの2つについて、それぞれ解説していきますね。

1.理解する力を見極めて、その段階に合った関わり方をしましょう。

相手が何を言っているのか、今から何をするのかを理解できると安心して行動することができます。

反対に、不安なまま行動すると自信が持てず誰かに何かを伝えたいという気持ちが育ちにくくなります。

 

だからこそ、お子さんの理解に合わせた関わり方が必要です。

言葉が理解しにくい段階であれば実物やそれに関連する物を見せながら伝えましょう。

 

例えば、外出することを伝える場合、車の鍵(実物)を見せながら「お外いこうか?」と伝えてみましょう。

長い文章になると言葉が理解しにくい段階であれば、ごく簡単に短く切って伝えてみるといいですね。

2.大人に働きかけやすい状況を作りましょう。

例えば、お子さんがお腹がすいている場合で考えてみましょう。

お菓子が入っている場所へ行き、一人で袋を開けて食べてしまいますか?

それとも、その場で泣いたり怒ったりするだけですか?

 

誰にも頼らず一人で何とかしようとするなら、お子さんの手の届かない所にお菓子箱をおいてみましょう。

そうすれば、大人に取ってもらう為に訴える行動を取るようになります。

 

また、その場で泣いたり怒ったりするだけで行動をおこさないようなら、大人がお菓子箱に手を置き「開けようか?」と聞いてみましょう。

ここでポイントは、実際に開けてしまわないことです。それを見たお子さんが大人の手をとってお菓子箱を開けるよう催促するのを待つのです。

そうすると、大人はお菓子箱を開けてくれる人という認識がうまれ、人に向けて期待して行動をとることが増えてきます。

 

 

いかがだったでしょうか。

上記のようにコミュニケーションは、言葉を使わなくても「相手が言うことを理解し、今思っていることを伝える」ことで成り立ちます。

このやりとりがコミュニケーションの基盤となって発達していくのです。

それにはお子さんの理解にあった伝え方と気持ちを伝えられる環境を作ることが大切です。

良かったら、ご参考にしてみてくださいね。