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自閉症児が何度も同じ質問を繰り返す3つの理由と対処方法【むぎちょこコラム】

こんにちは、むぎちょこです。

先日、自閉症のお子さんを持つ保護者の方から、「子どもが一日に何度も同じ質問をするので、どう接したらいいのか困ってしまう」というお話を伺いました。

確かに、同じ質問が続いたら「さっきも言ったよね」と言いたくなるのも、よく分かります。

 

でも、実はお子さんが何度も質問するのには理由があるのです。

今回は、自閉症のお子さんが何度も質問する理由とその対処方法についてお話します。

1.次の予定や気になっていることを確認したいだけなのかも?

自閉症のお子さんの中には、一日の流れや次の予定をきっちりと把握しておきたいタイプの人がいます。

その几帳面さ故に、次の予定を確認する為に質問しているのです。

もしかしたら、口頭だけで伝えられても記憶に残りにくいのかもしれません。

 

そのような場合は、絵や文字で書いて知らせてあげましょう。

絵や文字で知らせておくと、自分で見て確認することができ、何度も質問しなくてもすみます。

目に見える形で伝える方法は、耳からよりも目から入る情報の方が覚えやすいタイプのお子さんに効果があります。

2.コミュニケーション手段の一つなのかも?

お母さんやお父さんと話をしたいけれど上手く表現できない場合があります。

しかし園や学校で他のお子さんが質問しているのを見て、「ああいう風にすれば、こっちを向いてくれるんだ!」と学習します。

そして、学習した方法を実際に試してみると大人が反応してくれることが分かります。そのようにして、コミュニケーション手段の一つになっていくのです。

 

そういった場合には、お子さんが満足するまで遊んであげましょう。自分の気持ちを受け止めてもらえたと実感したら、質問する必要がなくなってきます。

3.相手の表情や状況を読み取る事が難しいのかも?

質問を繰り返す中で、相手の口調や表情が変化していることに気づかないことも多いです。

だから、「今は忙しそうだから、後で話そう」とはなりにくいのです。

 

そのような時は、「お母さんが忙しそうにしてるの分からない!?」と伝えても、お子さんは理解できません。

「今日の質問タイムは〇〇時までです。その時間が過ぎると終了となります」と、いつまでなら質問を受け付けられるのかについて、具体的に伝えてみましょう。

 

 

いかがだったでしょうか。

自閉症のお子さんが、何度も同じ質問をする裏には、このように複数の理由が隠されていることがあります。

何度も同じ質問を繰り返している時には、上で説明した3つの中に、お子さんが伝えたい理由がないか探してみることをお勧めします。