2018年11月17日(土)セミナー開催! 「学習に遅れのあるお子さんに対するつまずきの評価と指導のポイント」

言葉の遅れには「様子を見ておくだけでいい」場合と、「早急に専門家に相談したほうがいい」場合があります

言葉が出ないという不安に対して、乳幼児健診等で「様子を見ましょう」と言われることがあります。

けれど「いつまで様子を見ればいいのかな?」と悩んでいるママさんも多いと思います。

 

悩む前に、これだけは知っておいてください。

まだ言葉が出ないという問題には、「様子をみておくだけでいい」状態と「できるだけ早くに専門家に相談したほうがいい」状態のふたつがあるのです。

我が子がどちらのタイプかを知るために必要なことは?

それは、簡単です。

ことばの発達の専門家である言語聴覚士に評価をしてもらえばいいのです。

その評価によって、「様子を見ていいです」もしくは「早めに対応をしたほうがいい」のどちらかが分かります。

 

言語聴覚士の評価で、様子を見ていい、となった場合、「いつ頃まで、どのように様子を見るのか」を教えてもらいましょう。

また、「どうなったら、もう一度見てもらったらいいのか」の判断基準も尋ねてください。

 

することは、それだけでいいのです。

要は、きちんと評価を受ける、ということに尽きます。

逆に言うと、「様子を見ましょう」と言われ、その言葉通りそのままにしてしまうと、後々になって「しまった!」ということになってしまいかねません。

乳幼児健診で、詳しい評価ができればいいですが現実的には無理です

本来、乳幼児健診の中で、言葉に関する発達評価を詳しくできればいいのですが、現実的には無理です。

なぜなら、言語聴覚士が乳幼児健診に入っていることは稀ですし、入っていたとしても、じっくり時間をかけて評価をすることは無理です。

 

一人のお子様の評価をきちんとしようと思えば、最低でも30分程度はかけないとできません。

流れ作業の健診で、そんな時間は確保できません。

 

仕組み的に健診では、無理です。

だから、多くのママさんが、モヤモヤとした感じを受けることになります。

 

でもどうしていいか分からないし、誰も詳しく教えてくれない。

だから、「とりあえず様子を見てみよう」というアドバイスに従うことになるのだと思います。

 

もちろん様子を見ているだけで、問題がなくなっていけば嬉しいことです。

「様子を見ていてよかったね」ということになるでしょう。

 

しかし、早急に言語聴覚士の関わりが必要なお子様の場合、「様子を見る」という行為は、お子様の発達に悪影響を及ぼします。

後から「取り組みをもっと早い時期にしておけばよかった」と思っても時間は巻き戻せません。

後で後悔しないためには、適切な評価を受けることが第一

いちばん大切なのは、言葉のレッスンではありません。

今のお子様の現状を、適切に評価することです。

きちんと評価もできていないのに、レッスンだけ受けたところで、効果なんて出るはずありません。

時間の無駄です。

 

反対に、きちんと評価を受けることができ、「様子を見てもいいけれど、こういうところに注意して見ておいてください」「こういう状況になるようなら、早めに相談に来てください」といったような具体的なアドバイスをもらえれば、しまった!につながるリスクは最小限になり、ママさん自身の安心感も倍増します。

 

繰り返しますが、後になって「しまった!」と思わないためには、今のお子様の状況について、適切な評価を受けることが何より大切です。

たくさんレッスンを受けても、評価がきちんとできていないなら、レッスンの効果は出ない、ということをぜひ覚えておいてください。