ゆずスタッフ募集【言語聴覚士】常勤・非常勤

ことばの発達は、早いほうが良いわけではない

発達が早いから良いわけではありません

言語聴覚士として仕事をしている中で、ことばの発達が早いほうがいいと考えている保護者の方に出会うことが多くあります。

ここでいう「発達が早い」というのは、「5歳くらいで覚えるひらがなを、2~3歳で覚えた」、「話しだした時期が早かった」などのことをいいます。

 

つい「発達が早いほうがより成長している」と思いがちですが、そうではありません。

大切なのは発達のスピードではありません。コミュニケーション面(社会性)や運動面、心理面などがバランスよく発達しているかどうかが重要なのです。

例えば、「2歳で文字を覚えたけれど、お友達の名前は覚えない」、「話しだすのは早かったけれど、話す内容がアニメのセリフばかり」などは、バランスよく発達しているとは言い難く、偏った発達ということになります。

バランスよく発達していれば、話しだす時期が平均より遅くても、その後順調にことばが発達していくケースもたくさんあります。

広い視野で発達を捉えましょう

「発達が早いから良い」と考えるのではなく、「言葉でのやり取りができているか」、「遊びも色々と楽しめているのか」、「お友達ともうまくコミュニケーションを取れているのか」、などを確認するようにしましょう。

一つのことが早くできる、あるいはできないからといって、一喜一憂する必要はありません。

もし全体的に発達が遅いと感じていたとしても、バランスよく発達しているようであれば、焦らずゆっくりとお子さんの成長を見守ってあげるとよいでしょう。