【ここをタップ!】発達障害児のための個別支援塾 寺子屋ゆず

今受けている療育は、本当にお子様とママさんの役に立っていますか?【まだ療育で消耗してるの?】

新シリーズ【まだ療育で消耗してるの?】を始めるにあたって

代表の西村です。

私の名刺の肩書きのところに、「療育改革実践家」と書いています。

「自分で名乗って恥ずかしくないのか?」と思われるかもしれませんが、全く恥ずかしくありません(笑)。

 

そもそも、なぜ私がこんな肩書きを名乗るようになったのかには、理由があります。

私の尊敬する人の一人、元リクルートフェローで初の民間人校長をされた藤原和博さんが、「自分はあーだこーだと御託を並べるだけの、教育評論家にはなりたくないので、教育の実践の場で戦いたい。だから『教育改革実践家』を名乗っています」と語っていたのに感銘を受け、丸パクリに近い「療育改革実践家」を名乗るようになりました。

色々なところで、名刺を配っていますが、受け取られた方から一度も「あのう、療育改革実践家ってなんですか?何をするんですか?」と聞かれたことがないので、多分誰からも気にされていないんだろうと思います(涙)。

まあ、聞かれても、「あれですよ。何かカッコイイからですよ」くらいしか答えられないんですけどね(笑)。

 

さて、そんな私が療育というものに対して、普段感じていることを綴るコーナーを作りました。

それが、シリーズ「まだ療育で消耗してるの?」です。

ブログの世界に詳しい方なら、このタイトルを見ただけで、「あ!またパクりやがったな?!」と思われるでしょうね。

プロブロガーのイケダハヤトさんのブログ「まだ東京で消耗してるの?」の丸パクリです。

 

パクリばっかりか!

ま、特技はモノマネですからね。

代表者プロフィール

あとどうでもいいことですが、このプロフィール画像は、LINEの元社長の森川亮さんの本「シンプルに考える」を参考にしました(というかパクリました)。

シンプルに考える

 

それはさておき、まえがきが長くなりましたので、ここらでまとめます(まえがきを)。

 

療育に対する思いを書き記しておこうと思ったのは、2つの理由があります。

一つは、ゆずのご利用をご検討いただいている方に、ゆずの理念をしっていただきたいからです。

もう一つは、「我が子が今受けている療育が、本当に我が子のためになっているの?」ということを再検討していただくためです。

療育は比較検討できないことが多く、「療育とはこんなものだ、と思われされてしまっている場合が多い」ということを知っていただきたいからです。

 

良かれと思って受けている療育は、本当にお子様にとって良いものですか?という問いかけです。

 

「まだ療育で消耗してるの?」という言葉に、「本当に役立つ療育を受けているかどうか、再認識してください。もしかしたら、療育のための療育になっていませんか?」という問いかけを込めました。

 

一体療育とは何?

療育を受ける意味は?

何が本当に子どもにとっていい療育なの?

そんな疑問をこのシリーズを通じて、解説していきます。

つまり連載モノね。

今回は第一回目です。

 

超長くなってしまったまえがきはこのくらいにして、それでは、お話を進めていきましょう。

 

療育とは、生きることの応援である

療育とは、生きることの応援である

この言葉は、ゆずがご提供する相談・レッスンにおける理念の一つです。

 

子育ては、親が悩みながらも、子どもの小さな成長を感じるからこそ、楽しくなります。

でも、発達に不安や遅れのあるお子様の場合、その小さな成長すら見えにくいことが良くあります。

 

療育の専門家は、その小さな成長を見つけ出し、ママさんやパパさんに伝えます。

それによって「我が子が、我が子なりに、育っていくこと」を喜びとして感じ、そしてママさんやパパさん自身の明日への活力にしてもらうことにつながります。

 

だから、療育は「生きることの応援」であるべきなのです。

 

療育は、お子様やママさん・パパさんを肯定することから始めるべき

私はお子様の療育を始めるにあたって、いつも気をつけていることがあります。

それは、お子様やママさん・パパさんを肯定することから始めること、です。

その理由は簡単です。

療育は、子ども・保護者・支援者が同じ方向を向いて、ともに悩んだり、考えたり、挑戦したりしながら進んでいくべきものだからです。

 

肯定されるから、次への目的が湧いてきます。

「取り組んでみよう」という意欲につながります。

 

「この子は、こんな素晴らしいところがある!」「ここをもっと伸ばして上げると、もっと每日が楽しくなるに違いない!」と我が子を認めてもらって、嬉しくない保護者はいません。

「お母さんは、良くお子さんを見ていますね」「お父さんを見ていると、本当に我が子を愛しているという雰囲気が伝わってきますよ」と言われて、「何おべんちゃらいってんの?」という方はいません。

 

嘘を言う必要はありませんが、認めるべきことはしっかり認めるべきです。

 

現実の療育は、課題の発見や足りないことの指摘ばかり

では、現実の療育事情はどうでしょうか?

私は長年、公的療育現場にいましたので、公的療育機関の裏も表も知っています。

そこで感じていた課題を元にお話を進めていきましょう。

 

療育現場で行われているのは、「この子は◯◯が課題だ」「お母さんは、△△の部分が分かっていない」など、課題や足りないことを見つけ出し、指摘することばかりが目立っています

 

その証拠に、ゆずに来られるママさん方から「公的療育機関は分かりやすく説明してくれない」「親身になってもらえない」「アドバイスが具体的ではないので、日常の中でどうやって工夫すればよいか分からない」など、療育機関へのご不満をよく伺います。

 

どうしてそんな評価になるのでしょうか。

その理由の一つが、上に書いた、肯定することができていないからなのです。

 

肯定するとは、傾聴することではありません。

ただ黙って、「そうですね~」「なるほど~」「お母さんも大変ですね~」と相槌を打っていればいいわけではありません。

それでいいなら、適当に学生アルバイトでも雇って、「上手な相槌の打ち方」講座でもして、お話聞き係でもつくったらいいのです。

 

「肯定する」とは、味方になること。味方になるとは、信じて応援し続けること

肯定するということは、味方になることです。

味方になるということは、「周りが違うと言っても、私はあなたを信じて応援します」という態度を持つことです。

 

冒険家の植村直己さんが、マッキンリーへ登山に出かけたきりになってしまい、絶望的だと言われた時、お母さんは「あの子は帰ってきます。あの子は、『帰ってくる』と言って出て行ったんだから、必ず帰ってきます。」と信じ続けていました。

これが味方になるということです。

 

実際の療育場面では、療育の専門家から見て、明らかにママさんの考えている方向性が間違っている、と感じることがあります。

しかし、私はその時にも、それを頭ごなしに「違いますよ」とはいいません。

なぜなら、ママさん自身で気付き、悩み、解決方法を見つけてほしいからです。

「それは、間違っていますよ」と否定した途端、ママさんの思考が停止してしまいます。

 

「導く」ことは信じて待つことよりも簡単です。

でも、それは長い目で見ると、支援者のエゴです。

 

 

信じて待つということは、信じる側にエネルギーがいります。

 

公的療育機関(大手療育機関も含む)は、大量にケースをサバク(という嫌な言い方をあえてしています)必要があるため、エネルギー効率が最も重要視されます。

だから公的療育機関では、「信じて待つ」ことはしてもらえません。

ここに療育の落とし穴があります。

 

振り返った時、「自分に自信が持てる」療育を受けよう

上に出てきた植村直己さんの言葉を、この記事の最後にご紹介します。

私は五大陸の最高峰に登ったけれど、高い山に登ったからすごいとか、厳しい岩壁を登攀したからえらいという考え方にはなれない。
山登りを優劣でみてはいけないと思う。
要は、どんな小さなハイキング的な山であっても、登る人自身が登り終えた後も、深く心に残る登山がほんとうだと思う。

子どもの発達や子育ても、優劣で見てはいけないと思います。

每日、一所懸命生きて、振り返った時、自分の辿ってきた道が見えればそれで十分だと思います。

 

療育は、先回りをして道を作るのではなく、山道の上から引き上げるのでもありません。

そして支援者は、お子様やママさん・パパさんが一所懸命歩いて、やがて疲れてふと横を見た時に、笑って隣にいる人でなければなりません。

上を向いて上がることばかりに意識が向いているお子様やママさん・パパさんに、「振り返ってみてください。こんなに長い道を歩いてきましたよ。上から見下ろすと、疲れも吹き飛びますね」と優しく声をかける存在でなければなりません。

 

もし、今受けておられる療育に疑問があるなら、何のために療育を受けているのか、療育を受けることで、生活がどう変わるのか、ということをもう一度見つめなおしてみてください。

本当に大切にしなければならないもの、本当にお子様やママさん・パパさんにとって必要なこと、が見えてくるはずです。

 

「どう考えたらいいのか分からなくて…」という方は、西村までご連絡ください。

スラスラと解決方法をお答えはできないかもしれませんが、一緒に悩んで一緒に考えることはできます。