言語聴覚士と話そう!「言葉を引き出すコツ講座」&茶話会(2018.7.3)

小学校低学年までに脳は80%まで成長する!言葉の遅れには「早期支援」が重要

「スキャモンの発育曲線」って聞いたことありますか?


※出典:国立スポーツセンター

上の図が「スキャモンの発育曲線」と呼ばれるものです。

大人を100とした時、どの年齢でどの程度まで発達するかの指標が分かります。

それぞれの名称について、簡単に説明しておきますね。

  • リンパ型
    いわゆる免疫関係です。ウイルスに対する抵抗力と考えていいと思います。小学校入学時期ですでに大人と同じくらいの免疫力がつき、小学校高学年から中学生にかけてピークを迎えます。
  • 神経型
    脳神経などの神経系の発育です。就学前くらいの時期までにグッと成長します。
  • 一般型
    背や体重、内蔵など、一般的な体の発達というとこれを指します。幼児期にグッと成長し、思春期を過ぎた頃からさらに成長します。一番実感しやすいですよね。
  • 生殖型
    いわゆる第二次性徴です。思春期を境に、グッと伸びます。

リンパ型では、12~13歳頃には、大人の倍近い免疫力となることが分かりますね。

ピークは小学校の高学年で、そこから免疫力は落ちていきます。

 

その他の型は、伸び率は違えど、20歳までに順次成長していくことが分かります。

「神経型」に注目してください

この図でもう一度見ていただきたいのが、「神経型」です。

いわゆる脳神経の発達ですね。

他の型に比べて、早くに成長カーブがあります。

就学前には、すでに大人の80%に達し、小学校高学年には、大人と同等にまで成長しているのが分かります。

言葉やコミュニケーションといった活動も、神経型に含まれます。

だからこそ、言葉やコミュニケーションの困りごとに対しては、早い時点での取り組みが大切ということになります。

言葉やコミュニケーションのことは、言語聴覚士に相談しよう

では、言葉やコミュニケーションの発達について、誰に相談すればいいのでしょうか。

それは、言語聴覚士です。

言語聴覚士は、医療の国家資格を持ち、言葉の発達やコミュニケーションの発達を専門にしている職種です。

子どもの評価や課題を見つけ、一人ひとりに合わせたプログラムを考え、実践してくれる職種でもあります。

 

国家資格を持っているということは、国が認めた療育のプロであるということです。

玉石混交の療育サービスにあって、言語聴覚士の提供する療育は、ハズレのない療育サービスの一つです。

 

巷には、根拠の伴わないいい加減な療育も沢山ありますので、保護者の方の見極めがとても重要になります。

言葉やコミュニケーションについて伸ばして上げたい、と思うなら言語聴覚士の評価やレッスンを受けておけば、間違いありません。

まとめ

・スキャモンの発達曲線によると、脳神経系(脳)の発達はおよそ8歳頃には成人の80%にまでに達します。

・そのため、言葉やコミュニケーションの発達支援は、できるだけ早い時期からの対応が大切になります。

・言葉やコミュニケーションの療育を受けるなら、国家資格である言葉やコミュニケーションの専門家「言語聴覚士」に相談しましょう。

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