こんにちは。
スーパーで売っているお肉の鮮度を触って確認したくなる、ゆず代表の西村です。
さて、赤ちゃんが体を発達させいてくときに、何よりも大切になることがあります。
それは、「興味や関心」です。
赤ちゃんが、ずり這いを始める時、「ああ!そろそろ僕も(私も)ずり這い始める時期だよなー。ちょっとやっておくか!」なんて思うことは絶対にありません(笑)。
ずり這いをはじめるきっかけは「あれ?あそこにあるおもちゃ、気になるなあ。」という興味や好奇心、関心です。
そのおもちゃが気になるから、そこまで行こうとして「もがく」内に、偶然にずり這い移動を発見し、繰り返しながら覚えていくのです。
それと同様に、棚の上にあるおもちゃを「触りたい」という強烈な好奇心があるから、なんとかそれを触ろうとして、試行錯誤をくり返すうちに、つかまり立ちをするという「手段」を覚えていくのです。
つまり、「興味・好奇心・関心」が先にあり、体の動きはその後から学んでいく、という流れで発達していきます。
例えば、おもちゃがいつでも目の前にある状況だと、子どもは「あえて立ちあがる」必要がないため、なかなか立ちあがる、という動作をしようとはしないでしょう。
こういった場合、おもちゃを置く場所を少し高い場所にして、赤ちゃんの視点がそこに行くようにしておくことで、立ちあがるきっかけにつながることがあります。
どうやって、赤ちゃんの(あるいは子どもの)好奇心を引き出すか、興味をもたせるか、これが体の発達を促すときのポイントになります。
無理にずり這いの姿勢を取らせたり、大人が無理にたっちをさせても、効果的ではありませんよ。