言語聴覚士と話そう!「言葉を引き出すコツ講座」&茶話会(2018.7.3)

子どもの言い間違いは、何度も言い直しをさせるでのはなく、自分で気づくまで見守ってあげましょう

朝晩が少し秋らしくなってきて入浴時間も長くなっているゆずスタッフの山本です。

 

先日、とあるデパートとでエレベータ-に乗っていた時の出来事です。

私の前に乗っていたお母さんと4歳ぐらいの男の子が「ママ~、『エベレーター』に乗ってどこに行くの?」と会話をしていました。

お母さんは、「違うよ、『エレベーター』だよ」と説明していますが、その男の子は「エベレーター」と何度も間違った言い方を繰り返します。

お母さんもむきになって「エレベーター!」と何度も言い直しをさせていました。

そのうち、子どもが不機嫌になり「もう言わない!」とそっぽ向いてしまいました。

 

このような場面は比較的よく見る光景だと思いますが、こんな時は、何度も言い直しをさせることよりも、正しい言い方を聞かせてあげることを優先しましょう。

正しい言い方を何度も聞いているうちに、自分でおかしいことに気が付き、やがて自分で直そうとします。

 

この言い間違いには、様々な原因が考えられますが、多くはことばを正しく聞き取り、アウトプットすることが未熟なことに由来します。

5~6歳頃になると自分で言い間違ったことばを、自分でフィードバックし直す(自分で修正する)力がついていきますので、何度も言い直しをさせるのではなく、ゆったりと見守ってあげるのがよいでしょう。