言葉が出ない場合、まず見るべきことは、「どのくらい理解をしているか」「伝えたい気持ちはあるか」といったことです。
絵カードを見せて「これはりんご。言ってみて」というような練習をすることは、あまり効果的ではありません(言語聴覚士はそういった練習は行いません)。
言葉が出なくて、悩んでおられる親御さんは、次の4つの関わり方をしてみましょう。
①要求・報告・拒否にはっきりとリアクションする、②言葉以外の表現方法でもOKとする、③子どもが言いたいことの代弁をしてみる、④絵本の読み聞かせをする
こういった方法が実は言葉の基礎を作ります。
動画では、1歳までの関わり方として紹介していますが、もちろん1歳を超えたお子さんでも、同じです。
ぜひ生活の中で実践してみてくださいね。
「こんな関わり方でいいのかな?」と悩まれたら、いつでもご相談ください。